3/27に行われた、深沢美潮公式FCOFF会レポート、その他です。
実は、この日はわたしの所属するオーケストラの春合宿2日目だったのでした。昼の練習が終わった後、即座に富山県高岡市にある合宿所を出発。時刻、午後3時ごろ。道が混んでて、ぶつぶつ文句を言いながら国道8号線をひた走って小松空港へ。
……しかし、実は途中で忘れ物をしてたことに気づいたのだった。途中家によって、一部の下着(爆)とFQRPGルールブックを引っつかんで、再び国道へ。
大きな声では言えないですが、実は今回が最初の飛行機。とってもどきどきで空港のカウンターにいってみると……。
「小松→東京 19:55発、満席」
な、何―!! 3日前には51席以上の空席だったぞ!
とりあえず、その便ともうすぐ出発だったその1本前の便のキャンセル待ちを入れる。でも、スカイメイトにはJASの空席待ちは辛いです。一般の後に入りますからね。望みはかなり薄くなってしまうという……。JAL、ANAはそういうことはなかったです。
予想通りJASには乗れず。空港の売店で、列車(急行のと)を使うことを覚悟して、時刻表を買いにいく。しかし、この投資は幸いなことに無駄に終わった。
結局、JAL148便に乗ることができた。キャンセル待ちの人はたくさんいたけど、番号が比較的早かったのと、キャンセルがかなり多かったらしい……。
初めての飛行機。シートベルトのつけかたとか、非常用用具がどうのこうのとか、ちょっとどきどき。定刻通り、小松を出発。雨で天候が悪かった。気流が悪かったのか、揺れて酔いかけてしまった……。
21:00、定刻通り羽田着。異常にでかい荷物を受け取って、空港の施設へ。今にして思うと、この荷物、余計だったな〜と。だって、やたら重かったぞ、これ。
全く勝手が分からず、羽田空港で1時間くらいうろうろしてしまった。泊まる場所もないみたいだし、しょーがない、新橋まで出てみりゃ何とかなるべーっということで、空港の本屋で地図を買い、モノレールに乗ってJR浜松町駅までいく。
しかあし! 乗り換える場所が分からん! 新橋がどっちか分からない……(汗)。地図を見て確認、なんだ、東京方面で良かったんだ! 隣りの駅なのに、なんでこんなに苦労するんだ、わたし!?
22:40頃新橋駅到着。またしても勝手が分からないので、とりあえず銀座方面に歩いてみる。うろうろすること1時間。噂に名高い新橋駅のガードとか、銀座の高級店(しまってる)を見てみたりして、東京に来た気分を満喫してみる。気分だけハイカラ♪
約1時間後。新橋駅付近に戻ってきたわたしは、宿泊地も見つけられず、23:45頃喫茶店“Cafe Miami”でアイスティーを頼んで粘ることにする。そこで、時間をつぶそうと、持ってきた本を読む。やたら持ってきてしまった。読みもしないのに。
日付が変わる頃、とりあえず記録をつけてみる。「東京には本当の空がない」と、田舎のネズミのわたしも思ってしまった。でも、街の印象は、「大きな金沢」(爆)。ま、ちょっと古い部類に入る繁華街ですからね。金沢と一緒です、この意味において。
1:30、絶えられなくなって店を出る。しばらくした後、駅前の立ち食い蕎麦屋でたぬき蕎麦をたべる。300円とは驚きの値段である。曜日(土曜日の早朝)、時期的に(送別会とかのシーズン)、酔っ払いがやたら多い。行くところがない。駅周りには、ホームレスの人が点々といて、さすがにそこで寝る気にはなれなかった。
カプセルホテル発見。「1泊 4000円」 財布を見る、交通費を除くと……ない(;;) 仕方なく、カプセルホテル断念。
そのまま、東京見物に出ることを決意。地図を見ながら、大きな荷物をひきずって新橋駅〜帝国ホテル〜日比谷公園に出る。日比谷公園は、薄い霧に包まれていた。だーれもいない。当たり前か。そのまま日比谷公園を抜けて、国道1号線から桜田門を目指す。法務局の煉瓦造りとか、警視庁の建物とか。う〜ん、パトレイバー(謎)。皇居方面は真っ暗だった。霧の帝都という感じ。だってうしみつどきだもんね。
警視庁から霞ヶ関方面に出る。霞ヶ関は、意外と明るいけど、車以外に人はいない。霞ヶ関から、新橋駅方面に歩く。
それにしても、疲れた。ずっと歩き詰めのような気がする。そもそも、雨が降った後だったため、ベンチとかで休むに休めないのだった。そのうち、新橋駅付近のベンチがぬれてないのを見つけて、そこに座り込んで、一眠り。おっさん、燃え尽きたぜ。
……それにしても、よく不審尋問に引っ掛からなかったものであるなあ……。
後に聞いた情報、新橋にはネットカフェがあったらしい……。しくしく。それを知ってれば、一晩そこで明かしたのに……。
5:20、夜が白々と明けてきた。春は曙。東京では日は海から昇るけど。そろそろゆりかもめが動くだろうと思って、駅に向かう。でも、まだあいてなかった。駅前に、妙に元気な女の子3人組がいた。どうやら、有明ビックサイトに行くらしい。
6:00、ゆりかもめの始発に乗って会場に向かう。朝もやに包まれた臨海副都心は、全く現実感がない。太陽すら、朝もやの中で大きなおせんべい(笑)。ま、自分が疲れてたからかもしれないけど。
6:20、テレコムセンター到着。しかしながら、当然あいていない。人影も、工事関係者以外はまばら。30分くらい付近をうろうろして、コンビニで朝食を買う。
7:00、警備員の人が扉を開ける。中に座るところがあるのを期待しつつ中に入ると、……なにもないぢゃん。ベンチくらい、おいとくれやす……。もそもそと、某所で着替えをして、人目につきにくいところを探し出し、朝食を食べて、そのまま居眠り。まるっきり怪しい自分。でも、どーしよーもないもんね、と開き直ってみたり。
ふと気がつくと10:00。上にあがれることを知り、さっそく上に向かう。20Fについて、会場を探すも、天性の方向音痴を発揮。他の団体の、ライヴの準備してるところに紛れ込んでしまったり。頭に?マークがたくさん浮かんでたり。
ふと案内板を見つける。「会議室」……。なんだ、あそこか……と、そこに向かう。会場は準備中だった。当たり前だっちゅーの。ドコモ何とかを軽く見学してみる。
ネット環境があったので、申し込みをした上でネットを始める。しかし、申し込み用紙に「石川県〜」なんて書いた人間は、そうはいないだろう。パソコンは、なぜかIEがないし、ネスケは古いバージョンだし、入力方法はいつもと違うしで、なかなかてこずってしまった。潮沢さんとその愉快な仲間たち(笑)到着。
11:55、なんだか疲れて食欲がないので、昼食は抜き。
12:10、とうとう待ちに待ったOFF会が始まった。総合司会はたまりんさん。スタッフの紹介、潮沢さんが紹介を受ける……って、他の人は?(笑)
最初座った机には、ひいらぎさんがいたことは後になって知る。体力がなく、ゲームは断念。RPGでキットンがやりたかったのに。たくさんの人に会い、たくさんの話をした。
トトロさんは、トトロさんだった。なにがって、髭の怪しげなおじさん(失礼!)。ちゃんとシロちゃんを連れていたが……。
よっちゃんに会う。やたらテンションの高い、髪の毛が派手な人。握手……と言いつつ手をぶんぶんとやられてみたり。あれをコギャルと言わずしてなんと言う。パワーでは他の人を圧倒していた。トトロさんのシロちゃんぬいぐるみを奪って、ずーっと持っていた。どうでもいいけど、抜け毛がひどいですね。あのぬいぐるみ。
4号君はよっちゃんに、いぢめられていた。なんだか、あの<鬼ごっこ>小説そのまま。
ファルコンさん。大阪から新幹線でいらっしゃったらしい。「パパ」のイメージそのままだった。きゃぴるんと会えず、残念がっていた。でも、あれを連れて行くのは、やっぱ困難でしょうね……。なんせ、危険物ですから。
香華さんの「ファンタジーの法則」に出入りしてる皆さん。なんだか、このサイトだけ参加率がやたらと高かったですぞ。覚えてるだけでですが、香華さん、AKIさん、クルミさん、カザリンガさん、栃沢さん、よっちゃん、鳴海さん、紀一さん、沢木さん、藤島さん、生姜さん。ま、トトロさんとわたしも、入れてみますか?
沢木さんが、よっちゃんをトトロさんだと思ってしまった場面は、わたしもいましたが、正直どうしようかと思いました。まさか、ほんとにあんなに信じてしまうとは……。おそるべし。
栃沢さんは、実を言うともうちょっと大人びてるかなと思ってたから、正直ちょっとびっくり。はははは、あの人があの妄想を……(笑)。
香華さんは、イメージ通りでしたね。あんまりお話できなくて残念でしたが。
クルミさんは、たれぱんだ! これにつきます。
たまりんさんとトトロさんとで話題になっていた、例の「天才」君登場! ちょっとイメージと違ってたけど。
そのうち、例の「彼」が現われる。怪しい。何でも、封じ込め策をしていたらしいが、詳細不明。
風花さんは、MLでのイメージ通りでした。いろいろお話できて、良かったです。実際でも、一人称は「ボク」なんですね。
ひいらぎさんは、やさしげな女性でした。あんまりお話ができなくて残念。
誰に言われたのかは忘れましたが、「ちゅーやん」に似てると言われてしまった……。うーん。
たくさんの人に会えて、混乱状態になっています。何かもれてたら、また思い出した時に……。
終了ちょっと前、カードゲームをしよう! という話になり、参加する。10人までのゲームで10人並ぶことって、あんまりないんじゃないですか? 「6nimmt」(確か)と言うゲーム。やり方を聞きながら実際にやってみる。「はい!」(カードを出す) …………。なんでわたしのところに、いきなりたくさん札がくるかなー?(笑) なんでも、カードに書いてあるうしの絵が少ないほうがいいらしい。青くなりながら、ゲーム続行。潮沢さんが帰ると言うので、どうしようかと思ったけど、ゲームを取っちゃったわたし(笑)。なんて無謀なの(笑)。飛行機予約できないのに。それはとにかくゲーム。最初妙に集まってきたカードは、そのうちわたしの左にいたカザリンガさんに集まる。最後の札を出し合って、終了! 手元にあるカードの牛の数を数える。……なんとか、ブービー賞! ちなみに、ドン・ゲベチョはカザリンガさんでした。
そのゲームも一段落して、質問大会に移る。詳しい内容は他の人に譲るとして、わたしは、「どういうときに、ストーリーとかが浮かぶんですか?」とか言う質問をした。お答えは、「担当さんと話してる時とか、いろいろ」みたいなことだったような。その時、小説掲示板の話になり、「きゃー、わたしのトラップが〜」という深沢先生の発言に、ふとトラパス推進委員会の皆さんを見ると、皆さん遠い目(笑)。
そして、ビンゴ大会。何で、あーなるかな? という具合に、見事にその人にふさわしいものがあたってた。香華さんには「トラップテレカ」、紀一さんには「FQRPGルールブック」(実はその前に、こういう物なのよーっと彼女に見せていたのだ。うむむ)、「ギア〜」と叫んでいた藤島さんには見事ギアのトレカなど。もちろんと言うかなんと言うか、入れられるものには深沢先生のサイン入り。よっちゃんは、「キットントレカ」を4号君のFQCDとトレードしようと躍起になっていたり。わたしは、自分が持っていない「FQL販促ばんそーこー(サイン入り)」をGet! その場にいなかった(既に帰ってしまわれていた)潮沢さんには何と、「深沢先生のジャケット」!! なんとまあ。
実は、握手し損ねたのでした。しくしく。残念。またお会いできたらいいな……。
2次会の誘惑を振り切り、急ぎ足で羽田に向かう。帰りは、ARISUさんとそのおともだちと一緒でした。いろいろと話をして、新橋駅で別れる。わたしはそのまま浜松町駅からモノレールに乗って、羽田へ。乗り継ぎに戸惑いつつ、空港到着。
さっきまで空席ありだったのに、満席!? とりあえず、キャンセル待ちを入れる。番号、1番。これは余裕だなと思ってたら、「空席あり」に表示が変わった。……なんだかなあ。
搭乗手続きを澄ませ、お土産の「ひよこ」を買い、飛行機待ちのロビーに移り、記録をつける。まだ夢を見ているようだ。少し予定を遅れて飛行機は羽田を出発。やっぱり揺れる。自由落下状態は恐い。21時ごろ小松到着。
まだ合宿の日程が残っているので、合宿所に帰らなければならない。言うのは簡単ですが、これはもう眠気との戦いでした。前日の夜ほとんどまともに寝てないわたしは、ともすると頭が眠りの縁に引きずられていき……。よく事故にならなかったものだ。
帰ってきたわたしに、オーケストラの友人は土産話をせがんだのでありました。
潮沢さん参加の、地元イヴェントに現われる予定だったわたし。合宿最終日は12時までだったので、終わった後あわてて合宿所を出発。相変わらず眠いし。
13:30頃、金沢到着。財布が空なのに気づき、郵便局でおろす。これで、貯金・預金を使い果たした。
13:50頃、会場到着。しかし、潮沢さんの姿は既になく。その日は、どうやら13時ごろ帰ってしまわれたらしい。しくしく。たてばやしさんのスペースも分からず、すごすごと帰っていくわたしなのでありました。背中がさびしかったかどうかは分からないけど。
と、こんな具合で、体力勝負の3日間は幕を閉じたのであります。やっぱ、もっと時間的に余裕が欲しかったです。これにつきますね。こんどもし参加できることがあれば、そのときはもっと日程的に余裕がありますように……。