アップルとフォーチュン。
それこそわたしにしか思いつかないような組み合わせだが。
「ほぼ日」の「アップルの原田社長との会談」
http://www.1101.com/apple/index.html
を見て思った。
フォーチュンで言っていることと、原田社長が言っていることは、結局同じことなのではないか。
お金なんてどうでもいい。家なんてどうでもいい。
そこに幸せなんてないんだ。
だからこそ、家を燃やさなければならなかったし、お金も失わなければならなかった。
しかし、それよりはるかに大事なものはまだそこにある。
ジェリーのせりふ。
「ほんとにいい家ね」
すべてはそこにあるのではないだろうか。
文章が下手だという人間もいる。わたしはそうは思わないが。
文章力とは、結局のところ他人に情景を想起させる力のことであり、その面においてとても優れていると思うからだ。その力に関しては、子供はとても敏感だ。
なんだかよくわからない文章、難解な文章をありがたがるのは、オカルティズム(秘匿主義)に通じるような気がする。そういうのは、少なくともティーンズ向けのファンタジー作品にはあまり必要ないような気がする。
ジャンルというか、対象というか、目的が違うのだから。
マンネリだという人間もいる。お約束の何が悪い。
すべてに意外性を求めていては、破綻する。
それでもいやなら、読むのをやめればいい。読むのやめ放題ですから、本というメディアは。
それぞれが、それぞれにいいと思うものを持つこと。
大事に思う存在を持つこと。
それこそが、「しあわせ」ということなのかもしれない。