一般的に錬金術といえば、あまりいいイメージはありません。怪しげだとか、詐欺師だとか……。
しかし、その錬金術とはどのようなものだったか、実際にきちんと知っている人はあまり多くはないでしょう。
ここでは、わたしなりに錬金術について解説し、本当の錬金術とはどのようなものかを知っていただくことを目的としています。
錬金術とは何か、どのような思想に基づいて発展していったのか、また現在の化学とはどう違うのかなどを扱えればと思っています。
第1講 そもそも錬金術とは何か?(1)
第2講 そもそも錬金術とは何か?(2)
第3講 錬金術の歴史(1)(研究中)
(以下まだ研究中)
このページ以下の参考文献(順不同)
セルジュ・ユタン著/有田忠郎訳 『錬金術』(白水社・文庫クセジュ 1972年)
吉田光邦著 『錬金術 仙術と科学の間』(中央公論新社・中公新書 1963年)
澤井繁男著 『錬金術 宇宙論的生の哲学』(講談社・講談社現代新書 1992年)
アンドレーア・アロマティコ著/種村季弘監修 『錬金術 おおいなる神秘』(創元社・知の再発見双書 1997年)
種村季弘著 『黒い錬金術』(白水社・白水uブックス 1991年)
F. S. テイラー著/平田寛・大槻真一郎訳 『錬金術師 近代化学の創設者たち』(人文書院 1978年)
曽根興三著 『錬金術の復活』(裳華房・ポピュラーサイエンス 1992年)
ロラン・エディゴフェル著/田中義廣訳 『薔薇十字団』(白水社・文庫クセジュ 1991年)
チャールズ・ウェブスター著/神山義茂+織田紳也訳 金子務監訳 『パラケルススからニュートンへ 魔術と科学のはざま』(平凡社選書 1999年)
ヨーハン・V・アンドレーエ著/種村季弘訳・解説 『化学の結婚』(紀伊國屋書店 1993・2002年)
その他多数の化学関連書籍