■お詫び
半年空きました。反省。その間にあったことは少しずつ書けたら書こうと思います。
■知り合いに見せたくない
Webサイトをオフラインの知り合いに教えたくないという気持ちは分からないでもないけど、わたしはそれは5年前に通り過ぎたところだな。しかも当時は、サイトを持っていること自体が珍しくて、そんでもってまったく関係ないことをやっていることをからかわれたものだけど。
今となってはそれはばからしい話だなと。
ネットは万人が見られるものであり、見られたくないようなものは自分で書かないようにすればいいだけのことだったのだ。よく分かっていない中途半端な知人は放っておけば良かったのだ。
個人的な、人に見せたくない、日記だったら自分の家だけで、サーバなんかに上げなければよいのだ。
人に見られることを期待しているのなら、そのことでいかなる意見が来ることも甘んじて受けなければならないのだ。
そして、発言には必ず責任が伴うものなのだ。
それが分かっていないのであれば、そしてそれで嫌な思いをした、と思うのであれば、さっさとそのサイトは潰してしまいなさい。
そういうサイトに限って、人に役に立つようなことは一切書かれていないのだから。ネットになにを期待しているのですか?
とゆーかさ。内股膏薬な人がわたしには許せないのよ。人にあれだけ偉そうなことを言っておいてそれですか? 一度発した言葉を簡単に訂正できると思ったら、大間違いなのよ。
消せばそれでOKだといって何食わぬ顔というのは、それはあまりにも無責任だよ。他人の意見を尊重しないで、自分の意見が尊重されるとでも思っているの?
だんだん崩れてみた。
(追記)
ちょっと個人攻撃っぽかったので訂正。ネットで個人攻撃をしてはいけません。それは分かっているつもりなんですけど、時々やってしまったり。無関係な方を含めて申し訳なく。
自戒を込めつつ、苟もネットに何かを公開しようとするならば、せめて“誰になにを見せたいのか”ということは常に考える必要があると思う。適当では長続きしない。
また、見せたい人間以外が出入りすることも必ず考慮せねばならない。その上で、見せたい人間に対して魅力的、かつどうでも良い人間に対して冷淡な姿勢を保つことで、自分が理想とするサイトが構築できるのではないかと考えている。
つまり、見せたいとは思わない人間を変に意識し、気にすることは、見せたいと思わない人間をさらに呼び込むことになるのだ。
さらにそれをふまえ、オンライン・オフライン問わず、少なからざる関係のある人間に対して、自らの考えを明らかにすることは、それなりに有益なことと考える。
■なぜ人は日記を読むか
なんだかんだ言って、わたしはけっこう人の公開日記を見るのが好きだと思う。これだけブログなどが流行っていることから見ても、他の人もけっこう好きなんじゃないかと考えられる。
では、なぜ人は他人の日記を読むのか。お日さま好きなのは理解できますとはうちのエルザの弁。
わたしの場合、ということになり卑近で申し訳ないが、わたしは好きな作家さんや友人関係の日記をちょくちょく読む。そのときに暇つぶし以外のなにを求めているかというと、最も主な理由としては「その人が今どういうことを考えているのか」が知りたいというのが挙げられる。
なぜ現在の思想を知りたいと思うのか。比較的距離の遠い、憧れている作家さんなどの場合は、その人との思考的な距離を量ることで更に好きになりたい、もしくはその人に少しでも近づきたい、という感覚があるのではないだろうか。
これはもっと身近な友人の場合、顕著になる。精神的に近いところがあるから友人になるのであり、その人の挙げる話題に対して自分がどういう意見を持つか、さらには直接やりとりがあった場合、その機会を捉えてどのような話をするかという「ネタ」になる。その話題に対して強い興味を持つときはそれに反応して直接リプライをする。それはオンラインの場合もあり、オフラインの場合もある。あまり自分が興味を持っていない場合は「スルー」してしまうし、ちょっと面白そうだなと思ったら調べてみたりなどする。このとき、その話題を挙げた本人に対して反応を返すことは滅多にないと言っていい。
そもそもいかなる読み物であれ、そのことに対して直接反応を返す人間の割合は、おそらく1割にも満たないのではないだろうか。人気サイトだったり、有名な人だったりすれば、その反応を返す人間だけで相当な人数になるが、こと一般人の場合は、普通反応はないと考えるのが妥当だと考えている。精神的にも距離的にも近い友人の場合には、どういうネタでも反応できるというのはあるかもしれないが。
これが精神的にあまり近くない相手になると、お互い知っている友人同士の話のネタになってしまうということはままある。というかもしかしたら、友人のブログを見るというのはそれが最大の理由なのかもしれない。
そのことは、いつも肝に銘じて、自分に対して恥ずかしくない日誌を書いていきたいものだ。
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