トップ > 日誌 > 2003年06月

2003年05月の日誌

6月大学祝典序曲

2003/06/01

 タイトルはブラームスの序曲。6月Juneはローマの氏族ユニテルに由来するそうです。ユニテルはローマ神ユノから名前をもらっているそうな。――ということでユニ繋がりで大学祝典。

 午前中は前日の雨を引きずっていていまいちな天気だったのが、出かける頃にはすっかり晴れ上がり。今日は沼津に演奏会の練習。最近は楽器もなかなか快調です。遠慮なくffffが出せます。
 息の量が多すぎたり力んだりすると、逆に音が出なくなるからそれなりにしておかないといけないんですけどね。力むのはわたしの悪い癖です。
 家に帰って衣替えをしようと思っていたのに、夜遅くなってしまったので諦め。明日かな。


2003/06/02

 ネットなのに即応性がないのはいけないですよねえ。
 いろいろ思うところがあるのに、ページにしようとすると結局かなりの時間がかかってしまうような。
 今日もメモ書きだけ書いてそれだけになってしまいそう。

 数年ぶりに書いた創作が掲載されています。話のきっかけになった友人のところで公開されているので、ご興味のある方は探しに行ってみてくださいませ。そのうち、うちのサイトでも掲載します。
 ……これも、いつになるか分かったものじゃないんですけどね。


2003/06/06

 いまさら、日本が戦争をふっかけるなんて考える方がどうかしていると思う今日この頃。
 戦争をして日本が得をする状況はもはや存在しない現在、日本がすべき道は世界を平和に導くことであり、それを成し遂げてこそ憲法前文にある条項が生きてくるものだと思う。
 戦争を起こしてはならないということは、国際的には抑止力としての戦力を持つことに矛盾しないと思う。戦争を起こさないことは戦争を起こさせないことと同義で扱われると思います。ましてや、近隣に驚異となりうる国がある以上、備えは必要なのではないかと。
 軍隊が戦争を起こすなんて、あまりにも短絡的すぎてわたしは賛成できかねますね。スイスだってドイツだって軍隊を持っているのにねえ。


2003/06/07

 明日は演奏会なので定例会はお休み。曲目は「悲愴」。ベートーヴェンじゃないですよ、チャイコフスキーですよ。
 午後からリハーサル。その後食事でいろいろ喋っていたら、激しい雷雨が通過。うーん、もう夏ですねえ。


2003/06/08

 演奏会。沼津市民文化ホール。今回はいつもと違って電車で向かう。思った通りの時間に到着、朝食を食べてゲネプロ(直前練習)。ゲネプロはいつもの力の半分以下で済ませるのが常識(爆)。
 そして本番は力の限りを尽くす。尽くしすぎて真ん中の辺りで「キレて」しまいあとでエネルギーが不足(苦笑)。やっぱりチャイコフスキーは体力勝負なのです。
 でも、演奏は良かったと思います。
 ちなみに。チャイコフスキーのfffffはホールの録音設備の能力を凌駕したようです(爆)


2003/06/09

 演奏会疲れでお休み。と言ってもやることはあって、銀行とか郵便局とかはいちゃとか(爆)。
 歯医者でレントゲン初体験。コンセンサスもきちんとあって、こっちの歯医者は何処に行っても大丈夫だよ、と言われていたけどほんとだなあと。
 でも、麻酔をかけられているとは言え、歯を削られる感覚は何ともいやなものですねえ。あの音とか、うああ。
 と言うわけで今は歯に大穴が空いています。詰め物はしてあるけど、正規の銀歯になるのは来週。


2003/06/11

 最近、ネットのいろいろなところで苦言を呈することが多くて。
 あまり好きではないと言いつつ、実はそういうことが好きなんじゃないかと思えてきたりする。
 どこかに優越感みたいなものがあるんじゃないだろうか。
 本当のところ、どうなんだろう。
 あんまり、他人のサイトのことに口を出すのは良くないんじゃないかなどと思うのだが。
 自分のサイトのことでいろいろ言われたことはないし。
 自分の行動について見直してみたりする今日この頃。


2003/06/12

「起こすまい、高所事故」とか言う標語を見た。日本語おかしくないですか? と思ったのですが、辞書を引いたら「(助動)主体の意思を表す」って。
 標語としては、「起こすまじ、高所事故」の方が通りがいいと思っているわたしは古文に捕らわれすぎているのでしょうか?

 居酒屋で「かっぱ」というところの看板があって、漢字で「赫童」と書くのに下に書いてあるカッパのイラストは緑。これってどうよ。
 カッパは本来緑じゃないし、サンタは本来赤じゃないんだぞ、と突っ込みつつ今日はこないだの演奏会を踏まえた反省会とか方針集会とか。


2003/06/13

 何か考えていたような気もするけど忘れてしまったのでそれだけ。
 13を悪い数字とするのはキリスト教ですよねえ。ユダヤ教ですらないような気がするけど、この辺はわたしはよく知らないので詳しく書くのは避けましょう。


2003/06/14

 やっぱり嘴を突っ込んでしまう今日この頃。
 ここを見ている金大フィル関係者はいないと思いますが、それでも書きます。
 そこまで言われて悔しくないのか、と。趣味で音楽をやっている人間が、音楽をやっていないと言われる。これ以上悔しいことはないのではないか、と。わたしだったら泣くぞ。泣きながら角間裏でラッパ練習してるぞ。実際にそういうこともあったし。あのころは、出来ないと言うことが本当に悔しいことだった。
 わたしは沼津で演奏会があったので、実際の演奏は聴いてないのですが、聞こえてくる感想は「物足りない」ばかりで。まあ、サマコンはそんなもんか、じゃあすまされないのです。
 わたしの一番近い身内が、金大に入ったのです。ラッパ吹きです。入学式で恒例の「威風堂々」を聴いたのです。すげえヘタだったそうで、呆れたとか。
 わたしの演奏もヘタだったのかねえ。そうだったかも。
 まあとにかく、是非やりたい曲をやってもらいたいものだと。

 まあ、今までより弦楽器は上手いよ、という友人の意見を引きつつ。

 わたしが所属するオケとブラス、ほとんどがラッパ不足に悩まされている。
 ……なぜ?


2003/06/17

 ……緑川やのーて、堀川やがな。
 また、突っ込まれるネタを増やしてしもーた。

 実験の話。
 とても臭い試薬を使って、順調に実験を仕込んで、TLCで新しい生成物がいることを確認して、出発が少量残っているままで反応を止めて、処理して、クルードでNMRを取って目的生成物らしいものがあることを確認して、それを綺麗にしようと思って帰る前にシリカゲルカラムで手早く展開精製して、目的物だと思われるスポットのフラクションを集めてエバポしてNMRを取ったら、どう考えても目的物が出来ていないと思われる化合物だったときのショックといったら。

 今日は「氷結」の新作「シャルドネスパークリング」で酔います。やってられるか。


2003/06/18

 安全に関することとか、状況を説明するところでは、自分の頭の中にある前提を一度きちんと整理して、文章化しなければならないと。
 これが案外難しい。どうしても、自分が分かっていることを相手も理解している、と考えてしまう。
 今日の講習は、いろいろなところでいい訓練になりました。やっぱり一度は会社員をしなきゃね。


2003/06/19

 沼津から帰ってくると、注文してあった電撃hpが届いていた。待ちに待ったもの。何を待っていたか。隠さず言いましょう、「イリヤの空・UFOの夏」です。この号で完結。
 霧のせいで湿った梱包を開き、貪るように読む。途中、迷惑Cメールが届く。非常に腹が立つ。
 読み終わった。
 ――8月10日まで、待てと。
 そんなわけで、新しくコーナを作りたい気がしてならない今日この頃。そんな暇が何処にある、自分。まずは自分のサイトの再構築が先じゃないのか?


2003/06/20

「水は答えを知っている」という本。わたしは購入していないのであまり辛辣なことを言える立場にはないのですが、だってぱらぱらと拾い読みをしていても買う気になれなかったんだもん。その理由を語ることは出来るのではないかと。
 クラシックを聴かせると水は綺麗な結晶を形作り、反抗的なハードロックを聴かせると結晶は粗雑になったという一節を、わたしは疑問に思いました。音楽に好き嫌いこそあれ、善し悪しがあってたまるか。クラシックが穏やかで、人を落ち着かせると、だれが決めた? じゃあロマン派以降に時々見られる熱い感情の迸る音楽はどうなる? ショパンの「革命」は? ベートーヴェンの「熱情」は? ヴェルディの「怒りの日」は?
 ハードロックがすべて反抗的だと、だれが言った? 人を愛するロックだっていくらでもあるはず。わたしはロックはあまり好みではないので、良くは知らないけど。
 確かに、気持ちの良い言葉には人を穏やかにする力があると思います。それを否定するものではありません。でも、それと水の結晶とは関係ありません。「波動」が結晶状態を決めるより先に、結晶生成条件次第で水は様々な形に結晶化します。中谷宇吉郎の雪の結晶の研究を見れば一目瞭然。
 著者のステロタイプに惑わされる前に、朝の挨拶運動を推し進めた方が、地域の活性化に役に立つのではないかと思う今日この頃。

 3週間近く、いろいろ試していた実験が結局うまくいかないらしいという結論で終了。がっかり……。「波動」が物質を思い通りにしてくれるのなら、とりあえず多置換芳香族のハロゲン化をうまく行かせて欲しいものです。何で、ハロゲンの種類で反応点が変わるかなあ……(以下企業秘密)。

■大変だ!

 京極夏彦「妖怪シリーズ」最新刊「陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず)」、8月8日発売予定だそうです。前作「塗仏の宴 宴の始末」が1998年9月発行ですから、5年ぶりの本編最新作。
 榎木津と水前寺は同系統だとか何とか思いつつ、8月中はこれで読むものには困らないでしょう。まあ、8月でなくても読むものには全く困りませんけどね。

参考:「大極宮」http://www.osawa-office.co.jp/


2003/06/21

 今日は暑かったので、一日部屋で寝てました。扇風機付けっぱなし。だめじゃん。
 夜は定例会。朝までやっちゃった(笑)


2003/06/22

キャラミル

 リニューアルしたと、某本舗で聞いてきたので(笑)、早速試してみました。結果。
  裏ゲノム:セルフ・ジェネラル・リアリスト
  表ゲノム:クール
  ●基本的に『なんかえらそう』です。
  ●最後に頼れるのは自分という主義。
  ●きっちりモノを考えるのが好きです。
  ●どっかでヒトはヒト、
   自分は自分と割り切っているタイプ
 ……合ってるのか、合ってるのか!?
 確かにねー。最後に頼れるのは自分しかいないと思ってるし、物をきっちり考えるのは好きです。そして人は人。自分は自分。でも、「えらそう」と言われたことはあったかな。ここではえらそうなことを書いてたりもするかな。
 案外、この日誌はそれを良く表しているのかもしれませんね。


2003/06/24

■Power Mac G5とMac OS X 10.3 "Panther"

 ドイツ第三帝国軍の中戦車ではありません(爆)
#このネタ、絶対にネットのどこかにあるはずだ……(苦笑)
 ついにAppleは64ビットプロセッサを手に入れたのです。その名もPowerPC G5。そのプロセッサを搭載したPowerMacG5も、近日中に発売になるそうです。
 それから、いつも使っているウェブブラウザ"Safari"も正式版になりました。行頭の全角スペースが無視されるバグが相変わらずなのが気になりますが、表示が非常に早いので普段はこれを使っています。IEに切り替えるのは通販で今までのクッキーを使いたいときくらいかな。
 他にもいろいろなことがありまして、詳しくはアップルのサイトへ。
 それにしても。パソコンのCPUって未だに32ビットだったんですね。わたしゃてっきりもうとっくに64ビットになっているものだと思ってたけど、対応はゲーム機より遅かったのか。
 それでも、8ビットだの16ビットだののパソコンを使っていた身としては、すごい時代になったものだと遠くを見ている今日この頃でした。

■PowerLab.倒産!?

 このニュースはとてもショック。わたしも大好きで、ヘタをすると秋葉原系より信頼していたMac系パソコンショップ"PowerLab."が倒産したらしい、という話です。
 がーん。このパソ(今使っているPBG4)のHDDを交換したのはここでした。将来的にはCDDを交換しようかな、と思っていたし、HDDの店頭価格はかなり安かったし、メモリもそうだったし、いい印象だったんだけどなあ。
 こういう話を聞くと、秋葉原系のMacパソコンショップも大丈夫か、と思えてきたりします。というか頑張って下さい。店がなくなっちゃ、Macがいくらいい機械でも、どうしようもなくなりますからねえ……。


2003/06/25

■球技は苦手

 仕事場のバレーボール最終戦に出てきました。ここで負けたら最下位リーグに転落するという試合で、相手はこれまで全勝のチーム。勝てるかいな。
 そんなわけで綺麗に負けてきたのですが。わたしは第2セットに出場。
 強いボールを胸でまともに受けました。
 強いボールを受け損ねて口に受けました。
 わたしは、ボール競技は苦手です。走るのもやだなあ。泳ぐのとスキーなら出来ますけどね。


2003/06/26

■事故は、怖い。

 今日は沼津で練習でした。その帰り道。
 高速道路のインターチェンジの近くで渋滞が起きていたのです。なんだろう、と思いながら近づいていくと、
 バイクが炎上してました。
 車が止まっていました。
 その横で、倒れた人に何人かが手当をしていました。もしかしたら、人工呼吸だったのかもしれません。
 まだ、パトカーや救急車は来ていない。
 わたしに何が出来るか。正直、何もできない。医者じゃないし、救急車とかは他の人が呼んでいるだろうし。わたしに出来ることと言えば、邪魔にならないように足早に立ち去ることだけ。
 車の窓を開けていました。横(反対車線)を通り抜けるときに、炎の熱波を感じました。5時方向まで通り過ぎたときに、小さな爆発が起こりました。
 反対車線は車が完全に止まっており、大渋滞になっていました。
 しばらく進んでいったら、2分ほど進んだところで消防車と救急車を見かけました。サイレンを鳴らしていました。まだかなり遠いようでした。
 バイクの人の命が、助かっていますように。
 行ってきますと家を出て、ただいまと帰ってこられないことは、何よりも不幸です。労働災害も、交通事故も。
 事故にはほんと、気を付けようと思った今日この頃でした。
 というか、すごく怖かったです。今も怖いです。


2003/06/27

 相変わらず、歯を削られる感覚はすごくいやです。
 でもそのお陰で、麻酔が切れても歯がしみません。
 やっぱり歯は治さないといけないですねえ。改めて。


2003/06/28

 わたしは、某2○hに書き込みをしたことは一切ありません。というか、わたしはあそこは必要悪でしかなく、わたしにとっては全く必要のない場所です。言いたいことがあったらここで書いてるし。
 最近は見てもいなかったのですが、友人から一報がありましたので。
 ……だれがそんなことを、祖父が亡くなった日に書き込むか。

 午前中は会社の集まり。もしかしたら会社の支社のサイトを作ることになるかも。うちのサイトが無期限更新停止中なのにねえ。
 そして午後は新幹線に乗って品川区大井町へ。例のオフ会、殆ど予告していませんでしたが出てきました。周りに知っている人は数えるくらいしかいなく、トトロさん、たまりんさんといろいろ喋りながらファイル交換会を実施(笑)。FLTの新しい掲示板運用規定などを見て頂きつつ、貴重なファイルを分けて頂く。頂いてばかり。
 そしてトトロさんの凄まじい持ちネタと、わたしのパソより重くて大きいラックトップパソコンを拝見する。うーむ、やっぱり勝てない(笑)。滝さんにご挨拶。わたりさんにも。
 2次会ではまたもいろいろな「濃い」ネタで盛り上がる。Quality_Milkさん、ほんのちょいさんと。とりあえず、朝の目覚めはちよちゃんの「やる気ビーム」で決定(笑)
 そして夜は久々の叫宴。参加者はわたしとトトロさんの他に、まちゃとさん、うえだマンさん、ひこさん、ヴァッシュさん。ひこさんは謎のイベントに参加してゲームと酒池肉林の世界だったらしい。LORのDVDについてご教授を賜る。オーディオネタだのなんだので、今回も楽しい時間をありがとうございました。
 帰りはうえだマンさんと一緒。いろいろな謎ネタで別れるまで盛り上がる。
 今日の泊まりは大学の先輩の家。「あ〜る」DVDをお貸しして、なぜかプロ野球ゲームで盛り上がる。


2003/06/29

 朝は適当に家を出る。先輩も出かけるそうで、途中まで一緒。
 わたしはまずは秋葉原へ。噂には聞いていたが、本当にエヴァDVDが全滅しているとは! こうなったら田舎の店に期待。もう無いような気もするけど。バラかなあ。
 行くたびに店の場所が変わっていたりして、相変わらず秋葉原は気が抜けない。暑い。
 某有名同人誌専門店にアイテムを探して入店。中の空気の違い、臭いの違い、暑さの違いに気分が悪くなりそうに。わたしが知らなくてもいい世界だなあ。と改めて。普通のアニメショップがさわやかだったんだもん(爆)。
 そして銀座のヤマハに行って楽譜を物色。目的のベーレンライター版第九のポケットスコアは品切れ中。でも今週中には入荷するらしい。結局「ポーロヴェツ人の踊りと合唱(ダッタン人の踊り)」のみ購入。あとはクラシックなCDも。
 帰りは鈍行でしみじみと。家に帰ってあっさり寝る。


2003/06/30

 父の誕生日。でもやたら疲れて家に電話する気がしない。他にも用事はあったのですが。
 去年かおととしも同じことを書いていたような。仕事が終わらない。結局コナン見損ねた。がっかり。
 そんなこんなで半年が過ぎてしまいました。サイト再構築計画はどうなったんだろう。

2003年07月の日誌へ


(C) Copyright 2000 - 2011 Merlin Crossroad / M. C. S. I. All rights reserved.