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2000年12月の日誌

2000年12月1日

 今日、14時10分。
 母方の祖父が永眠いたしました。享年73歳。
 今の時代からいったら早過ぎるともいえそうな。
 1ヶ月前から入院していて、そろそろ覚悟はしておけとは言われていたのですが、正直こんなに早いとは思っても見ませんでした。
 正直なところ、まだ実感が湧きません。死に顔もとても穏やかで、眠っているようでした。
 わたしにもっとも影響を与えてくれた人の一人で、わたしがいまこんなに本を抱えた生活をしているのは絶対に祖父の影響で、他にも考え方などで非常にいい影響をもらいました。
 祖父にはとても感謝しています。
 やっとゆっくりできるでしょう、ゆっくりして下さい。

 喪中につき、年末年始のご挨拶はご遠慮させていただきます。


2000年12月2日

 今日はお通夜でした。明日はお葬式。
 わたしは明日演奏会で、一時期は出演もどうしようかと思ったくらいですが、ここで葬式をとったら祖父が怒るよ、と母や祖母にいわれたので、演奏会には出演します。
 その代わり、絶対に悔いの残らない演奏をしなければなりません。
 お通夜にはたくさんの方々が参列なさっていました。
 改めて、祖父の偉大さを感じたような気もします。
 曾祖父と祖父、わたしが一番尊敬している人の一人です。
 今日はすぐ寝て、明日に備えるつもりです。


2000年12月3日

 ばたばたしながら演奏会当日。
 今回もピアノ弾きがむっちゃうまくて、圧倒されていました。
 演奏もそれなりのものができたと思います。少なくとも葬式を休んで恥ずかしくない程度には。
 葬式が終わるか終わらないかの時間に雨が降り出して、どうだったかなと思っていたけど、式自体は雨に見舞われず、火葬場で雨になったと聞きました。
 もしかしたら、涙雨だったのかもしれないですね。

 で、演奏会が終わったあとでそのピアニストとしゃべっていて、かなり形になった計画。
 ショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲第1番の演奏。
 これ、ピアノとトランペットと弦楽のための、っていう協奏曲なんですよね。
 これで盛り上がってしまった(笑)

 とにかく、この某小規模オケの20世紀はこれで終わったそうです。
 あとは21世紀に突入! するだけ!(笑)


2000年12月4日

 お通夜やらお葬式やらでゼミの準備が全くできなかったので、ゼミを木曜日まで遅らせてもらうことになりました。
 まあ、しょうがないですね。
 これがたぶん最後の雑誌会。せめてみっともないことにはならないように……。


2000年12月5日

 autism、という病気があるそうです。日本語で「自閉症」といえば分かると思いますが、これはちょっと訳語が悪いですよね。なんとなく「引きこもり」の一種みたいな感じがしてしまう。
 わたしも詳しく聞いたわけではないのですが、autismの人は、誰かの立場に立って物事を考えることができないそうです。あと、全体的な視野で見ることができず、部分に注目するため、それが元で(幸いして?)世紀の大発見をする人もいるそうです。
 自分が認識していることがすべてになる、ということなんでしょうかね?
 そういう人が身近にいると、確かに何かとトラブルの原因になりますね。
 これはもう、そういう病気にかかっているんだ、と理解することが大事なんでしょう。本人のせいじゃなく、病気のせい。
 脳のなかで認識のされ方が違っているようです。どうも、専門家の人にも分からなく、論争のタネになっているようですが。
 何がいいたいか。
 ネットは、相手の顔が見えない分、余計に相手のそういう面が分からないという欠点があります。
 自分の観点で相手も同じだと思っていたら、相手がautismだった。これは、知らなかったらまともにぶつかり、喧嘩になるなどトラブルの元になると思います。
 このとき、健常者(今まで普通に生活していく上で、特に支障が生じなかった人を指す。わたし自身はこの言い方がそもそもなんとなく納得行かないのだが。どこに健常の基準を持っていくか、がなんとなく)は、できるだけ好意的に見て接することが、ネット上で気持ちよく生活するコツだ、と思います。「ああ、この人はこういうものの見方をする(もしくは、しかできない)のだな」と思うことで、腹は立つけど接し方も分かるような気がします。
 昔からときどき書いていましたが、そう思ってみるとたまにそういう感じの人っているんですよね。わたし、上の話を小耳に挟んで、なるほど、と思いました。
 ま、このことについてはもっと勉強しようと思っています。


2000年12月6日

 ゼミの勉強するために図書館に行ったはずなのに、全く捗りませんでした。
 関係ない本を地下書庫で立ち読みしてたり、つい机で眠ってしまったり。
 なんてもったいない時間の使い方をしたのでしょう……。


2000年12月7日

 最後の雑誌会。
 例によって怪しげに切り抜け、なんとか終了。
 あとは2年の「15報」を残すのみ。
 って、わたしゃ雑誌係だから、暇には絶対にならないんですけどね(苦笑)


2000年12月8日

 真珠湾59周年。ジョン・レノン没後20周年。
 だからといってわたしにはなんの影響もないのですが。
 久しぶりに実験したら、捗らないのなんの。勘は鈍ってる、物質は怪しい。
 時間がないのに……。


2000年12月9日

 なんかいろいろあったような気がするけど、夜のいろいろで吹き飛びました。
 もうどうでもいいので書かないことにします。


2000年12月10日

 危うく練習場所を間違えるところでした。危ない危ない。
 今日も一日まったり。練習にはいったけど、それだけでした。


2000年12月11日

 学校から帰ろうとして車に乗り込んで、エンジンをかけて、さて発車! と思ったら、ウィンカーが作動しません。
 ハザードもだめ。エンジン温度計もだめ。どうやらヒューズがとんだらしい。
 大昔、教習所で習った、腕の方向指示をしつつ(とは言っても夜中にそんなことやってても誰も気づかないと思うが)、なんとか家に帰り着き、ヒューズを交換して、ウィンカーをあげたとたんに。

 ばち。

 またヒューズとんだ(涙)

 どうやら電気系統のどこかがショートしている様子。ってなわけで明日ディーラーに持っていきます。

 ちなみに今日、ストーンリバーは雪を見ました。大学は山の中なので、積雪しました。
 悪いことは重なるものでございます。


2000年12月12日

 平成12年12月12日。ラジオで今日12歳になる子供の話をしてました。
 どうでもいい話。

 ってなわけでディーラーにいって、修理してきました。
 昨日雪が降ったせいで、工場はタイヤ交換で大わらわ。そんななかわたしの電気系統。タイヤは自分で交換済み。北陸人ならそのくらいしないと(爆)

 結局、やっぱりショートしてたみたいです。
 つい3ヶ月前に定期点検を済ませたばかりで、エンジンはいじってないので、たぶん整備の時に見落とされてたんでしょう。
 そんなわけで料金はかからず。正直いってどきどきしていたから、かなりうれしかったです。


2000年12月13日

 就職活動、第一次の山場です。
 履歴書だのエントリーシートだの、山のようにたまってきました。
 さくさく処理すればいいものを、今まで残しておくからこうなるのです。
 とりあえず一つ処理完了。明日送付予定。某T薬品工業。
 現在準備中、C製薬、S株式会社、A工業、S製薬、M製薬、T製薬、D製薬、F製薬……。
#製薬企業ばかり……(爆)
 間に合うのか!?

 話は変わって。
 人が亡くなった日に馬鹿なことはしたくありません。
 まして、わたしの敬愛する人だったらなおさらです。
 わたしは外部にはけ口を求めてません。全部自己処理してます。
 それが本来でしょ?
 呉 善花氏がいってたとおり、社会にはそういうのもその意味では必要だと思いますが。
 トイレが匂うのは、気分が悪いですね。
 分かる人にだけ分かってくれればいいです。分かりっこないと思うけど。


2000年12月14日

 あと二つ完成。C製薬とF製薬の分。まだまだ。
 今日はこれだけ。疲れてます。


2000年12月15日

 結局履歴書は全然間に合いません。1枚あたり1時間かかるのです。
 しかも精神力は覿面に消費されるので、2枚書くのがやっと。
 きっと何かコツみたいなのがあるんでしょうけどね……。


2000年12月16日

 最近、土曜日の度に遊び歩いていて、家にいません(爆)
 なんだかやることが多いのに、そんなことをしていていいのか、自分!
 とりあえず、最近ずっと寝不足。自分でも嫌になるんだけど、これはねえ。


2000年12月17日

 ぐーたらな一日。なにもしませんでした。
 家にはいなかったけど。だから全く仕事は進んでません。
 う゛ーん、怠惰。


2000年12月18日

 そういえば最近同輩が入院してます。
 尿管結石らしい。結石で欠席、とは某先輩の言。
 この忙しいのに、大丈夫なのかな?
 というわけでお見舞いに行って来ました。そりゃ、結石だったら本人至って元気だから、そう心配することもないだろうけど、暇してるかな、と思って。
 と思ったら、客は意外と多いらしい。よかった(^^)

 近くの私鉄で事故がありましたね。近くといっても、となりの県ですが。
 わたしは、このときその車両を整備した整備員の人を考えてしまいました。どんな思いで、事故を聞いたんでしょう。
 きっと、痛恨の思いだったでしょう。
 整備員が怠慢だとは思いたくない。そりゃ、原因は追及しなければならないですが。

「地上の星」がとっても好きなわたしの意見。


2000年12月19日

 実は9日に会社の説明会+1次試験があったのですが、今日その結果が来ました。
 ……通っちゃったみたいです。世界的な大企業、G社です。
 まじかい!!
 あと一週間で、20分のプレゼンを組み立てなければなりません。
 やっぱり、普通よりいい給料をいただくときはそれなりの苦労はしなければならないのは当たり前と言うことで。
 できればここで決めてしまいたいけど、世の中そんなにうまくいかないのは常なので、相変わらず履歴書をかく毎日が続く今日この頃でした。


2000年12月20日

 昨日は通りましたが、今日は落ちました。国内大手、E社。
 ほら、世の中そんなに甘くない。
 目的の反応の一歩手前でてこづってます。もしかしたらうまくいかないかも。
 そうしたら、どうするんだろう?
 一応、いろいろ考えてはいますけどね。


2000年12月21日

 今年最後の、そして今世紀最後の報告会でした。
 いまいちうまくいってないことを報告するのはつらいですね。
 でも、なんとなく新しい地平が見えてきたような気配。
 世界で誰もやってなさそうな実験を手掛ける喜び。
 研究者(の卵)冥利に尽きるというものです。


2000年12月22日

 今日は大掃除。そのあとコンパ。
 しこたま食ってました。鍋。
 苦しくて身動きできなくなるくらいまで(核爆)

 で、久しぶりに電話でマニアックトーク。
 趣味があうというのは楽しいものであることだなあ(笑)


2000年12月23日

 今日は某小規模オケの忘年会。実は大学オケの5回生コンパも今日だったんだけど、こっちが先で会費も払っちゃったからこっちに参加。
 やっぱりしこたま食ってました。
 ……にしても、プレゼンが捗らない……。


2000年12月24日

 クリスマスイブですね。
 わたしは朝から学校でレポートを書いてました。
 そのあと街にでたのですが、やたら人が多い! さすが年末商戦。
 人が多いのはいいけど、車の運転が下手なやつが多いのは勘弁して欲しいものです。こんな混む日にふらふら出てくるなっての。

 そんなわけでCD屋で「カルミナ・ブラーナ」なんか買い込むわたし。クリスマスイブに買うものじゃないですね(笑)
 そんなわけで某アニ○イトで前々から注文してあった本を購入。エニックスフェアを発見。
 わたしはもともとエニックス系で、今でも多くの作家さんのファンなものだから、こういう企画にはとても弱いのです。
 ……もしかしてわたしのための企画??(核爆)
 今日は特に何も買わず、新刊がでていたのでそれを買ってしおりをもらってましたが、……来月までか。
 余裕があったら買いに行こう(水爆)

 ……そういえば日誌を書き込むのを忘れていましたね。迂闊。


2000年12月25日

 クリスマスだというのに、わたしは今日はずっと学校に出ずっぱりでした。
 明日ある、プレゼンの準備に追われていました。
 もっと早く終わらせるつもりだったのに、何度も訂正個所が現れてきて、なかなか終わらず、結局練習すらできず。
 読む時間のチェックくらいしかできませんでした。
 今回は説明にOHPを使うバージョンで、しかも20分。
 洒落になりません。
 明日は朝早くから列車に乗って東京へ。そのまま筑波へ。
 さっさと寝よっと。


2000年12月26日

 朝早くにT駅を出発。今回はK駅ではないのです。
 始発のはくたかで、越後湯沢を目指す。今日は雪で、T市もすっかり雪に覆われていました。
 そのままはくたかに揺られることしばし。だんだん雪が深くなってくる。
 越後湯沢に到着。窓の外は約50センチの雪。乗り換えの時間がほとんどないので、さっさとMaxあおばに乗車。
 2階建て列車の1階席という、あまり意味のない席に座って出発。
 国境の長いトンネルを抜けると、見事に青空でした(笑)
 なんで、こんなに天気が見事に違うんでしょう(笑)

 まぶしい中、Maxあおばは昼前に東京に到着。そのまま土浦に向かうので、上野からフレッシュひたちに乗り換え。
 昼頃に土浦駅に到着。そこで昼食。
 タクシーで筑波山麓に向かう。タクシー代が6000円ちょっともかかるなんて!

 そんなこんなで某G社の研究所に到着。入り口がロック式だったりして、さすが企業の研究所。
 待合室に案内されて、JRの料金を精算し、プレゼンの準備をする。
 今回はほとんど準備ができなかったので、かなり緊張しつつ、呼ばれるのを待つ。

 呼ばれていった先にはOHPの機械。そして研究者のみなさん。
 プレゼンをして、質疑応答がある。
 元資料の読み込みが足りなくて、明確に答えられなかった部分があり、かなり後悔。
 なんやかんやと面接は終わり。後半は一般的な面接でした。
 そのまま東京に行き、宿への到着が遅れそうだったので連絡を入れる。
 フレッシュひたちで上野に戻り、そこでロッカーの荷物を探してしばらくうろうろ(苦笑)
 なんとか見つけて、両国国技館近くの宿に入る。
 部屋で、明日提出の履歴書を慌てて作成。だらだらと時間を過ごして、今日はここまで。


2000年12月27日

 今日は一日暇なので、アキバ巡りをすることに。
 まずは、神田郵便局に行って昨日書いた履歴書を発送。
 それから、はせがわみやびさんに連絡を取り、ミニオフ会になだれ込む。みやびさんが到着するまでに、とりあえず主要なところを見て回る。
 秋葉館が大きくなっていてびっくり。確か、夏にいったときに移転が始まるという話だったから、改めて感嘆する。ソフマップのMac館と伯仲しますね(爆)
 みやびさんと合流。お昼がまだだったのでいただきながら、いろいろと話す。小説のこと、大学のことなど。
 それから東京観光に突入。秋葉原から神田明神の方に向かい、45円(しじゅうごえん)のお賽銭を入れてお参り(笑)
 そこから隣の、

(以下欠落)


2000年12月28日

 東京3日目、今日は外資系P社の会社説明会+一次筆記試験。

(以下欠落)

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